エイジングに効果的な食べ物で肌老化を防止しよう
肌の老化を防ぐには化粧品でのケアだけじゃなく、食事でのケアも非常に重要になります。日頃の食べ物で、肌が老化するか、若返るか、かなり大きな差が出てきますからね。
肌を老化させたくない人は、肌の健康に良くない食べ物は避けて、エイジングに効果的な食べ物を積極的に摂るように心がけましょう。
ということで、なるべく避けたい肌を老化させてしまう食べ物、ぜひ摂取したい肌の老化を防ぐ食べ物、をそれぞれまとめてみました。
目次
血管をキレイにする食べ物を摂取しよう
肌老化を防ぐには、血管を老化させないことがポイント。血管は全身に酸素と栄養を送るという大事な役割をしているものなので、この血のめぐりが悪くなると、肌や体の老化を進行させてしまうからです。
そのため、血のめぐりを悪くする食べ物を避けて、血のめぐりを良くする食べ物を積極的に摂取すると肌老化対策に非常に効果的ですね。
●血のめぐりを悪くする食べ物
トランス脂肪酸が含まれる食べ物 |
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マーガリン、ショートニング、工業加工油脂、これらを使った外食の揚げ物、インスタント食品、スナック菓子 |
マーガリンやインスタント食品などに含まれるトランス脂肪酸は、悪玉コレステロールを増やして、善玉コレステロールを減らしてしまうため、動脈硬化を促進させてしまいます。
飽和脂肪酸が含まれる食べ物 |
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バター、ラード、肉類、乳製品 |
バターなどに多く含まれている脂肪酸は、体内で固まりやすいので、血液の流れを悪くしてしまいます。さらに、コレステロールや中性脂肪の合成を促す危険性があるので、食べ過ぎには注意が必要です。
ただし、全く食べないのも良くないので、適度には摂取するようにしましょう。
●血のめぐりを良くする食べ物
不飽和脂肪酸が含まれる食べ物 |
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イワシ、サンマ、サバなどの青魚 |
イワシなどの青魚に含まれるEPA、DHAという不飽和脂肪酸は、血中のコレステロールや中性脂肪を下げる働きがあります。
特にDHAには悪玉コレステロールを減らして、善玉コレステロールを増やす働きがあるので、積極的に摂取したい食べ物になります。
抗酸化力のある食べ物を摂取しよう
肌老化を防ぐには、抗酸化物質を含んだ食べ物が効果的です。抗酸化物質には、細胞や組織を壊してシミやシワなどの原因になる活性酸素を抑制してくれる働きがあるので、積極的に摂取していきましょう。
●活性酸素を抑制する食べ物
ビタミンA |
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小松菜、ブロッコリー、レバー、人参、オクラ、インゲン、ひじき |
ビタミンC |
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レンコン、カリフラワー、小松菜、ブロッコリー、キャベツ、ジャガイモ、サツマイモ、パプリカ ※果物は体を冷やす上に糖質が多いので野菜で摂るのがおすすめ |
ビタミンE |
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アボガド、かぼちゃ、玄米、植物油、大豆、落花生、コーン |
ポリフェノール |
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緑茶、大豆、ごま、ブルーベリー、そば |
カテロイド |
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人参、ほうれん草、鮭、えび、トマト |
●活性酸素を増やす食べ物
活性酸素を増やしてしまう食べ物もあるので、注意が必要です。
時間が経って酸化した油脂類 |
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古い油で揚げたもの、作り置きの揚げ物 |
緑黄色野菜を温野菜にして摂取しよう
肌老化対策に効果的なビタミンが多く含まれている野菜ですが、サラダなどの生野菜で摂ると、たくさん食べられない上に体を冷やしてしまい、それが血行不良や肌の新陳代謝を下げる原因にもなるので、温野菜で摂取するのがベストです。
ビタミンが豊富な緑黄色野菜(かぼちゃ、人参、ほうれん草)を加熱して、温野菜サラダや野菜スープなどで摂取しましょう。
緑黄色野菜の温野菜 |
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かぼちゃ、人参、ほうれん草などの温野菜サラダや野菜スープ |
炭水化物ばかり摂取しないようにしよう
炭水化物は糖質が主体で、タンパク質やビタミン類などの肌に必要な栄養素を含んでいないので要注意。炭水化物メインの食生活ばかりしていると肌老化が進んでしまいます。
ただし、炭水化物はエネルギー源として重要なものなので、全く摂取しないのも良くありません。偏ることなくバランス良く摂るようにしましょう。
肉や魚などのタンパク質も摂取しよう
肉や魚などに含まれるタンパク質は、肌のハリに必要なコラーゲンを増やすのに重要な役割を持っています。
そのため、適度に摂取することも肌老化対策には効果的。脂身の少ないものを選ぶとカロリーが抑えられるのでおすすめです。
カロリー控えめなタンパク質 |
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鶏のささみ、白身魚、豆腐 |